廃乾電池・廃蛍光灯・水銀の処理処分リサイクル

日本唯一の水銀リサイクル処理企業

イトムカのおはなし

イトムカ鉱山発祥之地

北海道大雪山系にある総面積1,489,431m2のイトムカ鉱業所は、かつて東洋一の水銀鉱山と呼ばれ、世界的にも珍しい自然水銀が産出する鉱山(他の水銀鉱山では硫化物である辰砂が多い)で、最盛期年間200トンの水銀を生産していました。イトムカとは、アイヌ語で"光り輝く水"という意味だと言われています。真冬は零下20℃を下回る過酷な気象条件ですが、鉱山の操業が盛んだった頃には、人口5,000人を超え、住宅施設、小・中学校、映画館を備える「鉱山城下町」が形成されました。

その後、水銀需要が減少し鉱山は閉山しましたが、鉱山業で培われた水銀製錬技術等のノウハウをベースとして、1973年には含水銀廃棄物の処理を行う環境事業へと転換し、新たなスタートを切りました。特に、乾電池への水銀使用が問題化した1983年には、使用済み乾電池を処理できる国内唯一の企業として指定され脚光を浴びることとなりました。今日では、ロータリーキルン、多段式焙焼炉、高温焼却炉、乾留ガス化焼却炉など、各種プラントを複合した工場となっており、乾電池、蛍光灯リサイクルを中心に、様々な廃棄物処理に対応しています。また、日本で唯一、水銀地金を生産している精錬所でもあり、生産された水銀は再び蛍光灯や測定機器他各種用途に再利用されています。

今は、鉱業所周辺に人の居住はなく、鉱山時代の面影を残すのは、山の斜面に建設された赤い屋根の選鉱場跡とイトムカ発祥の地の記念碑のみとなっています。選鉱場は、北見市(旧留辺蘂町)の産業史跡に指定されています。